FOUNDEL

COLUMN

FOUNDELのホームページ制作は何が違う?AI検索対策やSEO分析まで見据えた戦略をご紹介

事例・実績

「ホームページをリニューアルしたのに、新患が増えない」
「制作会社から毎月レポートは届くが、次に何をすべきか分からない」
「どの制作会社に頼めばいいのか、判断する基準がない」

結論から言うと、動物病院のホームページで成果が出るかどうかは、「公開までに何を設計したか」と「公開後に何を改善したか」で決まります。デザインの美しさや、ページ数の多さではありません。

私自身、獣医師として現場を経験したのち、SEO事業の責任者としてWeb集客の支援に携わってきました。その中で、ホームページ改修を含む複合施策によって問い合わせ数が2倍になった動物病院や、前年比で売上が197%まで伸びた動物病院があります。一方で、立派なサイトを作ったのに数字が動かない病院も、同じくらい見てきました。

この差は、才能や予算の差ではありません。設計の順番と、公開後の関わり方の差です。

この記事でわかること
・動物病院のホームページが「作っただけ」で終わる3つの原因
・「指名検索が多いから好調」というレポートの見抜き方
・FOUNDELのホームページ制作が持つ4つの設計思想
・ホームページと組み合わせるべき5つの集客施策
・制作会社に依頼する前に確認したい12項目のチェックリスト

制作会社を選ぶ前に知っておきたい判断基準を、実務の視点から解説します。10分で読めるので、ぜひ最後までご覧ください。

動物病院のホームページが「作っただけ」で終わる3つの理由

結論から言うと、成果が出ないホームページには共通した3つの不備があります。デザインではなく、設計と運用の問題です。

いずれも「見た目では気づけない」という点が共通しています。だからこそ、公開してから半年、一年と経ってようやく「思ったほど増えていない」と気づくことになります。

  1. SEO内部対策の不備(タイトルタグ・見出し構成が最適化されていない)
  2. キーワード設計の不備(1ページに複数の診療テーマが混在している)
  3. 分析レポートに改善提案が入っていない(報告だけで次の手がない)

順に見ていきます。

SEO内部対策の不備|タイトルタグと見出し構成が最適化されていない

結論から言うと、タイトルタグと見出し構成は、検索エンジンとAIがページの内容を理解するための最初の手がかりです。ここが整っていないサイトは、内容が良くても評価されにくくなります。

タイトルタグとは、検索結果に青い文字で表示されるページの題名です。ブラウザのタブにも表示されます。Googleは、検索結果のタイトルリンクを作るときにページのtitle要素や見出しなど複数の情報源を参照すると公式に説明しています(出典:Google検索セントラル「Google 検索結果のタイトルリンクの変更」)。つまりページの内容を端的に表しているかどうかが、そのまま検索結果の見え方に関わります。

ところが実際のサイトを拝見すると、次のような状態になっていることが少なくありません。

✕ よくある状態

◯ 望ましい状態

診療案内|〇〇動物病院
全ページ同じ形式

犬・猫の皮膚科診療|〇〇市の〇〇動物病院
診療内容と地域が入っている

TOP
院名すら入っていない

〇〇市の動物病院|〇〇動物病院
地域名+業種+院名

お知らせ
何のお知らせか不明

年末年始の診療時間について|〇〇動物病院

見出し構成についても同様です。見出しはH1(ページの主題)→ H2(大きな区切り)→ H3(その中の小項目)という順に入れ子になっている必要があります。ところが、デザイン上の見栄えを優先して見出しレベルが飛んでいたり、装飾のためだけに見出しタグが使われていたりするケースがあります。

見出しの階層が崩れていると、検索エンジンもAIも「このページが何について書かれているか」を正確に読み取れません。

内容が優れていても、伝わらなければ評価されません。

この問題は、制作会社にSEOの担当者がいるかどうかで大きく分かれます。デザインとコーディングだけを請け負う会社の場合、タイトルタグは院長が後から入れるものという前提で納品されることもあります。

キーワード設計の不備|1ページに複数のテーマが混在している

結論から言うと、動物病院のサイトで最も多い設計上の不備が、1つのページに複数の診療テーマを詰め込んでしまうことです。

典型的なのが「予防医療」というページです。このページの中に、次の情報がすべて入っている状態をよく目にします。

  • 混合ワクチンの種類と接種時期
  • 狂犬病予防接種の手続き
  • フィラリア予防薬の説明
  • ノミ・マダニ予防
  • 避妊・去勢手術の案内
  • 健康診断のコース

院内の業務としては、たしかにどれも「予防」に関わる診療です。しかし飼い主さまが検索するときは、これらを別々の言葉で調べます。

飼い主さまの検索語

知りたいこと

必要なページ

子犬 ワクチン 時期

いつ打てばいいか

混合ワクチンのページ

狂犬病 予防接種 動物病院

手続きと持ち物

狂犬病予防接種のページ

フィラリア 予防 いつから

開始時期と費用

フィラリア予防のページ

猫 避妊手術 費用

金額と入院日数

避妊・去勢手術のページ

1ページにすべてを詰め込むと、そのページが何について書かれているのかが曖昧になります。結果として、どの検索語に対しても中途半端な評価になり、どれでも上位に出にくくなります。

逆に、テーマごとにページを分けると、それぞれのページが明確な役割を持ちます。ページ数は増えますが、検索から入ってくる入口も増えます。

項目

1ページに集約

1テーマ1ページ

検索の入口

1つ

テーマの数だけ

ページの主題

曖昧になる

明確

飼い主さまの体験

目的の情報を探す手間がかかる

着地してすぐ読める

制作の手間

少ない

多い

公開後の改善

どこを直せばよいか分からない

ページ単位で判断できる

制作の手間だけを見ると、集約したほうが早く安く仕上がります。だからこそ、この設計は「よくある不備」として残り続けます。

【自院のサイトで確認する方法】

1.
診療案内のページを開く
2. そのページの中に、見出しがいくつあるか数える
3. 見出しがそれぞれ別の検索語で調べられそうなら、ページを分ける候補

分析レポートに「改善提案」が入っていない

結論から言うと、毎月レポートが届いていても、そこに「次に何をするか」が書かれていなければ、公開後の改善は進みません。

報告と提案は別のものです。報告は起きたことを伝えるもので、提案は次に打つ手を決めるものです。この2つが揃っていないレポートは、読んでも行動が変わりません。

✕ 報告だけのレポート

◯ 提案が入ったレポート

「アクセス数は前月比110%でした」

「増加分は指名検索です。新規を増やすため来月は〇〇のページを追加します」

「検索順位が上がりました」

「〇〇は3位まで上がりました。ただし予約への遷移が弱いのでボタン位置を変更します」

「順調に推移しています」

「予約数は横ばいです。原因は費用ページの離脱率なので、今月ここを改修します」

提案が入らないレポートには、もう一つの問題があります。数字の見せ方によって、実態より良く見えてしまうことがあるという点です。

その代表が「指名検索」です。次の章で詳しく説明します。

「指名検索が多いから好調」は本当か|レポートの見抜き方

結論から言うと、アクセス数の大半が指名検索で構成されているサイトは、新規の飼い主さまを増やせていない可能性があります。

指名検索とは「〇〇動物病院」という院名そのもので検索される流入のことです。すでに病院を知っている人の検索なので、数字の見た目は良くなります。しかしそこに、まだ病院を知らない人は含まれていません。

  1. 指名検索と一般検索の違い(数字の意味がまったく違う)
  2. 母数を増やす施策ができているかを判断する3つの問い

それぞれ詳しく説明します。

指名検索と一般検索の違い

結論から言うと、指名検索は「すでに獲得している認知の確認」であり、一般検索は「これから増える可能性のある母数」です。

この2つを分けずに合算したレポートを見ると、実態を読み違えます。アクセス数が伸びていても、その伸びが指名検索だけなら、新規の来院にはつながりにくいからです。

項目

指名検索

一般検索

検索語の例

〇〇動物病院
〇〇動物病院 電話

〇〇市 動物病院
犬 皮膚 かゆい 病院

検索した人

すでに知っている人

まだ知らない人

クリック率

高い

低い

数字の見え方

良く見えやすい

地味に見える

新規獲得への寄与

小さい

大きい

施策で伸ばせるか

認知施策が必要

Web施策で伸ばせる

誤解のないように補足すると、指名検索そのものは悪い数字ではありません。院名で調べてもらえるのは、認知が広がっている証拠です。看板やチラシ、口コミが効いているとも言えます。

問題なのは、指名検索の数字をもって「Web施策が効いている」と説明されることです。院名で検索する人は、ホームページの出来にかかわらず訪れます。そこに施策の成果を見出すのは、順序が逆になっています。

アクセス数だけを報告するレポートでは、この区別がつきません。

「その増加分は、指名検索と一般検索のどちらですか」と一度聞いてみてください。

アクセス数が同じでも、中身はまったく違う

指名検索

「〇〇動物病院」
院名で直接検索

・すでに病院を知っている人
・チラシや口コミで名前を見た人
・通院中の飼い主さま

クリック率は高い
= 新規の母数は増えない

一般検索

「地域名 動物病院」
「犬 皮膚 かゆみ 病院」

・病院をまだ知らない人
・症状を調べている段階の人
・転居してきたばかりの人

クリック率は低い
= ここが新規の母数

指名検索の比率が高いレポートは
「もともと知っている人が来ているだけ」の可能性がある

母数を増やす施策ができているかを判断する3つの問い

結論から言うと、次の3つの問いに支援会社が答えられるかどうかで、母数を増やす設計があるかを判断できます。

専門用語を使う必要はありません。そのまま質問として投げられる形にしています。

問い

確認できること

①「今月の流入のうち、院名以外の検索は何割ですか」

指名と一般を分けて
見ているか

②「新しく上位に入った検索語はありますか」

入口が
増えているか

③「来月はどのページを、なぜ改善しますか」

提案が
あるか

③は特に重要です。「なぜそのページなのか」まで説明できるかどうかで、数字を見て動いているのか、決まった作業を繰り返しているだけなのかが分かります。

【この3つを聞くときのコツ】

1.
責める形ではなく「今後の相談のため」と前置きする
2. その場で答えられなくても、後日回答があれば問題ない
3. 回答が「アクセス数は増えています」だけなら、母数の設計はないと考えてよい

動物病院のWeb集客レポートで指名検索と一般検索を分けて確認している資料の例
流入を指名検索と一般検索に分けて把握すると、母数が増えているかを判断できます

なお、AI検索の時代に入り、この「母数」の考え方はさらに広がっています。ChatGPTなどのAIに病院名が挙がるかどうかも、新規接点の一つになりました。詳しくは「動物病院のLLMO対策とは?AIに推奨される3つの条件と始め方」で解説していますので、あわせてご覧ください。

FOUNDELのホームページ制作が違う4つの設計思想

結論から言うと、FOUNDELのホームページ制作は「デザインを作る仕事」ではなく「集患の設計をする仕事」として組み立てています。

制作に入る前に決めるのは、色や写真ではありません。どの飼い主さまに、どの検索語で見つけてもらい、どこに着地してもらうかです。この順番を守ることが、公開後の数字に直結します。

  1. 動物病院の強みを起点にした情報設計(何で選ばれる病院かを決める)
  2. 検索されるキーワードから逆算したページ設計(サイトマップをSEOから決める)
  3. CV導線から逆算したユーザビリティ設計(予約・電話までの動線を作る)
  4. 公開後の分析・改善まで伴走する(作って終わりにしない)

順に見ていきます。

FOUNDELのホームページ制作 4つの設計

① 強みの設計

その病院にしかない診療内容・体制・経験を洗い出し、サイトの軸に据える

② 検索の設計

飼い主さまが実際に検索する語から逆算し、1テーマ1ページでサイトマップを組む

③ 導線の設計

予約・電話・LINEまで、迷わず辿り着ける動線をページごとに用意する

④ 改善の設計

公開後の数値を見て、次に何を直すかを決める。ここまでを制作に含める

①〜③は公開までの設計/④は公開してからの設計
この4つが揃って、はじめて成果につながる

① 動物病院の強みを起点にした情報設計

結論から言うと、ホームページ制作で最初に行うべきは、その病院にしかない強みを言語化することです。

理由は飼い主さまは複数の病院を見比べたうえで選んでいるからです。診療時間とアクセスだけが書かれたサイトが並んでいれば、比較の基準は「近さ」しか残りません。

強みというと大げさに聞こえますが、特別な設備や専門医資格である必要はありません。ヒアリングでは次のような観点から掘り下げます。

  • 特に相談が多い症状、得意としている診療領域
  • 院長・スタッフの経歴、これまで多く扱ってきた症例
  • 診療にあたって大切にしている考え方
  • 設備、対応できる検査、連携している二次診療施設
  • 診療時間、駐車場、待合の構造など、通いやすさに関わる条件
  • 飼い主さまから実際に言われた「ここを選んだ理由」

最後の項目が、特に手がかりになります。院内では当たり前になっていることが、外から見ると選ばれる理由になっているケースは珍しくありません。

✕ 強みが伝わらない書き方

◯ 強みが伝わる書き方

丁寧な診療を心がけています

初診は30分の枠を取り、検査の必要性からご説明します

最新の設備を導入しています

院内で血液検査・レントゲン・エコーまで対応し、当日中に結果をお伝えできます

猫にも配慮しています

待合を犬と猫で分け、猫は専用の入口からご案内しています

獣医療広告規制では、他院との優劣を示す比較や、誇大な表現が禁止されています。「地域No.1」「日本最高水準」といった表現は使えません。

強みは「他院より優れている」ではなく「自院はこうしている」という事実で書きます。

② 検索されるキーワードから逆算したページ設計

結論から言うと、サイトマップはデザインの都合ではなく、飼い主さまが実際に検索している語から決めます。

一般的な制作では、サイトマップは「病院案内・診療案内・院長紹介・アクセス」という定型から始まります。ページ構成が先にあり、そこに文章を流し込む形です。

FOUNDELでは順番を逆にします。先に検索データを調べ、そのエリアで実際に検索されている語と検索量を確認したうえで、必要なページを決めます。

項目

一般的な制作

FOUNDELの制作

最初に決めるもの

デザインとページ構成

狙うキーワード

サイトマップの根拠

同業サイトの慣例

実際の検索データ

ページ数の決め方

プランの上限

狙うテーマの数

公開後の順位

結果を待つ

想定順位を持って公開する

診療メニューは「1テーマ1ページ」に分ける

前章で挙げた「1ページに情報を詰め込む」問題を、設計段階で回避します。

予防医療を例にすると、次のように分けます。ページ数は増えますが、検索から入ってくる入口もその分増えます。

ページ

狙う検索語の例

ページに必ず入れる情報

混合ワクチン

子犬 ワクチン 時期

種類・接種時期・費用・所要時間

狂犬病予防接種

狂犬病 予防接種 〇〇市

持ち物・手続き・費用

フィラリア予防

フィラリア 予防 いつから

開始時期・検査の有無・薬の種類

避妊・去勢手術

猫 避妊手術 費用

費用・入院日数・術前検査

健康診断

犬 健康診断 費用

コース内容・費用・所要時間

右列の「必ず入れる情報」も、設計時に決めておきます。費用と所要時間は、飼い主さまが最も知りたい情報でありながら、掲載されていないことが多い項目です。

これらの情報を明確な形で掲載しておくことは、AI検索への対応にもつながります。ChatGPTなどのAIが回答を作るとき、費用や診療時間が読み取れる形で書かれているかどうかが、引用されるかを分ける要素になるためです。

AIに正しく情報を認識してもらうための整え方は「AIに正しく認識される病院情報の整え方|サイト・GBP・ポータルの表記ゆれ」で詳しく解説しています。

③ CV導線から逆算したユーザビリティ設計

結論から言うと、ページを読み終えた飼い主さまが、迷わず予約や電話にたどり着ける状態を、ページごとに作ります。

CV(コンバージョン)とは、サイト上で達成してほしい行動のことです。動物病院の場合、Web予約・電話・LINE登録・問い合わせフォームが該当します。

ここで問題になるのは、飼い主さまが必ずしもトップページから入ってくるわけではないという点です。検索から訪れる場合、着地するのは症状や診療内容の個別ページです。

✕ 導線が弱いサイト

◯ 導線が設計されたサイト

予約ボタンがトップページにしかない

全ページに固定表示される

電話番号が画像で置かれている

スマホでタップすれば発信できる

診療時間を見るのに別ページへ移動が必要

予約ボタンの近くに診療時間を併記

「お問い合わせ」とだけ書かれている

「初診のご予約はこちら」と目的を明示

フォームの入力項目が15個以上ある

必須項目を絞り、入力の負担を減らす

細かい話に見えますが、ここで離脱した飼い主さまは、統計上は「サイトを見たが来院しなかった人」として消えていきます。順位を上げる努力と同じくらい、着地後の設計は成果を左右します。

【自院サイトで今すぐ確認できること】

1.
スマートフォンで自院のサイトを開く
2. 診療案内のページを表示する
3. スクロールせずに予約または電話に進めるかを確認する
4. 進めない場合、そのページからの予約は起きにくい状態です

④ 公開後の分析・改善まで伴走する

結論から言うと、ホームページは公開した時点が完成ではなく、改善を始める起点です。

理由は公開前に立てた想定が、そのとおりになるとは限らないからです。想定していた検索語で順位が付かないこともあれば、逆に予想していなかったページにアクセスが集まることもあります。

FOUNDELでは、公開後に次の指標を確認し、次に手を入れる箇所を決めます。

見る指標

分かること

打てる手

検索語ごとの順位

狙った語で出ているか

ページの加筆・分割

一般検索の比率

新規の母数が
増えているか

記事追加・MEO強化

ページ別の離脱

どこで読むのを
やめているか

導線・情報量の見直し

予約・電話の件数

成果につながって
いるか

ボタン位置・文言の変更

重要なのは、右列の「打てる手」まで一緒に決めることです。数字を見るだけでは何も変わりません。

公開後のアクセス状況を分析し、次に改善するページを判断している管理画面
数値を確認するだけでなく、次に手を入れる箇所まで決めるところまでが改善の工程です

ホームページ制作を「納品して終わり」の契約にすると、この工程が誰の担当でもなくなります。

公開後に誰が数字を見て、誰が改善するのか。契約前に確認しておく必要があります。

なぜFOUNDELにこれができるのか|体制と実績

結論から言うと、獣医療の現場を知る立場と、SEOの実務を担ってきた立場の両方から、制作要件を決めているためです。

ホームページ制作で成果が出にくいのは、「動物病院のことは分かるがWebは分からない」か「Webは分かるが動物病院のことは分からない」かのどちらかに寄るためです。前者では検索での見つけられ方が設計されず、後者では診療の実態に合わない情報が並びます。

  1. SEO事業の責任者が制作要件から関与する
  2. 実績|問い合わせ数2倍・売上197%向上の事例

それぞれ詳しく説明します。

SEO事業の責任者が制作要件から関与する

結論から言うと、デザインに入る前の要件定義の段階で、SEOの担当者が関与するかどうかで結果が変わります。

私は獣医師として現場を経験したのち、SEO事業の責任者としてWeb集客の支援に携わってきました。この記事で挙げてきた設計の考え方は、どれも実際の支援の中で確かめてきたものです。

  • 獣医師免許を保有し、動物病院の診療の流れを理解している
  • SEO事業の責任者として、検索順位の改善を実務で担当
  • AI検索(LLMO)対策を専門領域として扱っている
  • 口コミ収集サービス「クチコレ」の運営を通じ、来院後の導線まで把握している

獣医師の視点が効くのは、診療の実態に合った情報設計ができる点です。たとえば「フィラリア予防」のページに検査の説明を入れるべきかどうかは、診療の流れを知らないと判断できません。飼い主さまがどの順番で不安を持つかも、現場を見ていないと分かりません。

工程

一般的な制作会社

FOUNDEL

要件定義

ディレクター

SEO責任者が同席

サイトマップ

定型をもとに作成

検索データから設計

原稿

病院側が用意

検索意図をもとに構成を提示

公開後

保守・更新のみ

分析と改善提案まで

他施策

別会社に相談

MEO・記事・AI対策まで一括

実績|問い合わせ数2倍・売上197%向上の事例

結論から言うと、ホームページの設計と検索順位の改善を組み合わせることで、問い合わせ数や売上に変化が出た動物病院があります。

ただしどちらもホームページ制作の単体施策による結果ではありません。この記事で述べてきたとおり、ホームページは比較検討の受け皿であり、母数をつくる施策と組み合わせて初めて数字が動きます。以下の事例も、複数施策を並行して実施したものです。

項目

A院

B院

変化した指標

問い合わせ数 2倍

売上 197%

比較の条件

施策開始前3か月平均
↓
開始12か月後の3か月平均

前年比

実施した施策

ホームページの設計改善
検索順位の改善

ホームページの設計改善
検索順位の改善
ほか複数施策

上記はいずれも動物病院の事例ですが、A院とB院は別の病院です。また、ホームページ制作のみで得られた結果ではなく、検索順位の改善をはじめとする複数の施策を組み合わせた結果です。

※ 記載の数値は個別の事例であり、同様の効果を保証するものではありません。

数字そのものよりも注目していただきたいのは、どちらの事例も「サイトを作り直しただけ」では起きていないという点です。A院では公開後にページの追加と改善を続け、B院ではホームページ以外の施策も並行しました。

この「組み合わせ」の考え方を、次の章で整理します。

ホームページは「比較検討」の場|公開後こそ成果が決まる

結論から言うと、ホームページの役割は「知ってもらうこと」ではなく「比較されたときに選ばれること」です。

この位置づけを取り違えると、サイトを改修したのに来院数が変わらないという状況が起きます。比較の土俵に上がる人数、つまり母数が増えていないためです。

  1. ホームページ単体では母数は増えない
  2. 認知から再来院までの全体設計

順に見ていきます。

ホームページ単体では母数は増えない

結論から言うと、ホームページは訪れた人の行動を変えられますが、訪れる人の数そのものを大きく増やす力は限られています。

サイトを改修して変わるのは、「見た人のうち何割が予約するか」です。この割合が5%から10%に上がれば、来院数は2倍になります。効果は確かにあります。

ただし、そもそも見ている人が月に30人であれば、2倍になっても月3人が月6人になるだけです。母数が小さいまま割合だけを改善しても、実数の伸びには限界があります。

状況

月間の閲覧

予約率

月間の予約

改修前

30人

5%

1〜2件

サイト改修のみ

30人

10%

3件

母数の施策も実施

200人

10%

20件

※ 上記は考え方を示すための計算例です。実際の数値は診療圏の人口や競合状況によって変わります。

サイトを改修しても来院数が変わらないとき、多くの場合ホームページの品質は原因ではありません。

そもそも比較の土俵に上がっている飼い主さまが少ない、という状態です。

ホームページは「比較検討」の場

来院までの4段階と、それぞれで効く施策

STEP 1 | 認知(母数をつくる)

MEO・SEO記事・AI検索・SNS
まだ病院を知らない飼い主さまと接点を持つ段階

▼

STEP 2 | 比較検討 ★ ホームページの出番

診療内容・費用・アクセス・院内の雰囲気を確認される
ここで選ばれなければ、認知は成果に変わらない

▼

STEP 3 | 来院(予約・電話)

Web予約・電話ボタン・LINE
迷った瞬間に離脱が起きる。導線設計の領域

▼

STEP 4 | 再来院(LTVを伸ばす)

LINE公式アカウント・口コミ・予防医療の案内
1回の来院で終わらせない仕組み

ホームページを直しても来院数が変わらないときは
STEP 1 の母数が足りていないことが多い

認知から再来院までの全体設計

結論から言うと、集患は「認知→比較検討→来院→再来院」の4段階で捉え、それぞれに担当する施策を割り当てて設計します。

ホームページが担うのは、このうち「比較検討」と「来院」の2段階です。前後の段階を空けたままにすると、そこで詰まります。

段階

飼い主さまの状態

主に効く施策

認知

病院をまだ知らない

MEO・SEO記事
AI検索対策・SNS

比較検討

数院を見比べている

ホームページ
口コミ

来院

予約しようとしている

Web予約・電話導線
LINE

再来院

一度来院している

LINE公式アカウント
予防医療の案内

この表で確認していただきたいのは、ホームページが登場するのは4段階のうち2段階だけという点です。残りの2段階を誰も担当していなければ、ホームページの改修だけでは成果は頭打ちになります。

なお「認知」の段階では、近年AI検索の比重が高まっています。飼い主さまがChatGPTなどで病院を探す行動については「ChatGPT・Geminiで『近くの動物病院』と聞かれたとき選ばれる条件」で解説しています。

【自院の状態を判断する手順】

1.
上の表の4段階を書き出す
2. それぞれに「今やっていること」を書き込む
3. 空欄になった段階が、成果が止まっている箇所です

ホームページと組み合わせるべき5つの施策

結論から言うと、ホームページの前後に施策を置いて「線」にすることで、はじめて公開の効果が数字に表れます。

それぞれの施策には担当する段階が決まっています。すべてを同時に始める必要はありませんが、どの段階が空いているかを把握したうえで順番を決めることが大切です。

  1. MEO対策(地域検索から母数をつくる)
  2. LINE公式アカウント(再来院とCRM)
  3. SEO記事制作(悩みの段階で接点をつくる)
  4. AI検索対策(ChatGPT・AI Overviewsで名前が挙がる状態にする)
  5. SNS運用・採用サイト(認知と人材の課題に効かせる)

それぞれ詳しく説明します。

施策を「点」ではなく「線」で組む

MEO対策

地域検索・マップから
新規の母数をつくる

SEO記事

症状の悩みの段階で
接点をつくる

AI検索対策

ChatGPT・AI回答で
名前が挙がる状態に

SNS・採用

院内の雰囲気を伝え
人材にも届かせる

▼

ホームページ(比較検討の受け皿)

流入してきた飼い主さまが
「ここに行こう」と決める場所

▼

来院

Web予約・電話・LINE

再来院

LINE公式アカウント・口コミ

どれか1つだけを強化しても、手前か後ろで詰まる

① MEO対策|地域検索から母数をつくる

結論から言うと、動物病院の集患で最初に着手すべきなのはMEO対策です。

理由は費用がかからず、自院でコントロールでき、地域検索での露出に直結するためです。MEOとはGoogleビジネスプロフィールを整え、Googleマップや地域検索での表示を改善する施策を指します。

「〇〇市 動物病院」と検索したとき、検索結果の上部に地図とともに3件の病院が表示されます。この枠に入るかどうかで、見られる回数が大きく変わります。

整える項目

やること

基本情報

院名・住所・電話番号をサイトと完全に一致させる

診療時間

祝日・臨時休診も反映する

写真

外観・待合・診察室を掲載する

サービス

診療内容を項目として登録する

口コミ

依頼の仕組みをつくり、返信する

Googleの口コミポリシーでは、割引やプレゼントと引き換えに口コミを依頼することが禁止されています。

口コミを増やす際は、インセンティブを伴わない依頼方法を設計する必要があります。

動物病院に寄せられたGoogle口コミの内容を集計・分析している管理画面
集まった口コミは、飼い主さまが何を評価しているかを知る手がかりにもなります

院名・住所・電話番号の表記をサイトやポータルサイトと揃える作業は、地味ですが効果があります。詳しくは「AIに正しく認識される病院情報の整え方」で解説しています。

② LINE公式アカウント|再来院とCRM

結論から言うと、LINE公式アカウントは新規獲得ではなく、来院した飼い主さまとの関係を続けるための施策です。

動物病院では予防医療の案内を届けられるかどうかが、再来院率を左右します。フィラリア予防の開始時期、ワクチンの接種時期、健康診断の案内は、いずれも「時期が来たことを伝える」必要があるためです。

連絡手段

届きやすさ

院内の手間

はがき

確実だが遅い

印刷・投函・費用

電話

つながれば確実

1件ずつの対応

メール

開封されにくい

少ない

LINE

通知が届く

一斉配信が可能

ホームページとの関係で重要なのは、友だち登録の導線をサイト側に用意しておくことです。院内のポップだけに頼ると、登録は院内で来院時にしか発生しません。

③ SEO記事制作|悩みの段階で接点をつくる

結論から言うと、SEO記事は「まだ病院を探していない段階」の飼い主さまと接点を持つための施策です。

飼い主さまが動物病院を検索するのは、症状に気づいた後半の段階です。しかしその手前には「犬 嘔吐 大丈夫か」「猫 水 飲む量 多い」のように、症状そのものを調べている段階があります。

この段階で自院の記事に触れてもらえれば、病院を選ぶ段階に入る前から候補に入っている状態を作れます。

飼い主さまの段階

検索する言葉

受け皿になるページ

症状に気づいた

犬 嘔吐 何回まで

症状解説の記事

受診を迷っている

犬 嘔吐 病院 行くべき

受診の目安の記事

病院を探している

〇〇市 動物病院

トップページ・診療案内

症状に関する記事は、飼い主さまの判断に影響します。獣医療広告規制に触れる表現を避けることに加え、受診を遅らせる方向に受け取られない書き方が必要です。

「様子を見て大丈夫」と読める記述には、特に注意が必要です。

④ AI検索対策|ChatGPT・AI Overviewsで選ばれる

結論から言うと、AI検索対策は「これから重要になる施策」ではなく、すでに新規接点の一部になっています。

飼い主さまがChatGPTに「〇〇市で犬の皮膚科に強い動物病院を教えて」と尋ねる行動は、実際に起きています。またGoogleの検索結果上部に表示されるAI Overviewsでも、AIが生成した回答の中で病院名が挙がるかどうかが問われるようになりました。

AIに引用されるかどうかは、情報が読み取りやすい形で書かれているかに大きく依存します。ここは、この記事の②で述べたページ設計と直結する話です。

  • 診療時間・費用・住所が、画像ではなくテキストで書かれている
  • 1ページ1テーマで、そのページの主題が明確になっている
  • 院名・住所・電話番号の表記が、サイトとGoogleビジネスプロフィールで一致している
  • 獣医師の経歴や資格が明記され、誰が書いた情報かが分かる
  • よくある質問が、質問と回答の形式で整理されている

これらは特別な技術ではなく、制作の段階で決めておけば追加費用なく実現できる項目です。逆に、公開後に画像化された料金表を作り直すとなると、手戻りが発生します。

AI Overviewsに引用される記事の条件は「動物病院がAI Overviewsに引用される記事の書き方」で、AIに自院が出てこない場合の原因は「動物病院がAIに出てこない5つの原因と改善手順」で、それぞれ詳しく解説しています。

⑤ SNS運用・採用サイト|認知と人材の課題に効かせる

結論から言うと、SNSは「病院の雰囲気」を伝える手段として、採用サイトは「人材の課題」を解く手段として位置づけます。

SNSに集患を期待しすぎると、続きません。投稿の手間に対して、直接の予約は起きにくいためです。ただし、比較検討の段階で「どんな先生が診てくれるのか」を確認する材料としては機能します。

施策

向いている目的

向いていない目的

SNS運用

雰囲気を伝える
既存の飼い主さまとの接点

直接の新規予約獲得

採用サイト

獣医師・看護師の応募獲得

飼い主さまへの訴求

診療の様子を投稿する際は、飼い主さまの許諾が必要です。

口頭での了承だけでなく、掲載範囲を明示した書面での同意を取得する運用を推奨します。

【着手する順番の目安】

1.
MEO対策(費用がかからず効果が出やすい)
2. ホームページの設計改善(比較検討で選ばれる状態にする)
3. LINE公式アカウント(既存の飼い主さまの再来院)
4. SEO記事・AI検索対策(中長期で母数を伸ばす)
5. SNS・採用(余力に応じて)

制作会社に依頼する前の「支援業者チェックリスト」12項目

結論から言うと、制作会社を比較するときは、デザインの実績よりも「公開後に何をするか」を確認したほうが判断を誤りません。

デザインは提案時のイメージで比較できます。しかし公開後の関わり方は、契約書と質問への答え方でしか判断できません。ここを確認しないまま契約すると、この記事の冒頭で挙げた「作っただけ」の状態になります。

  1. 制作フェーズで確認する6項目
  2. 公開後フェーズで確認する6項目

順に見ていきます。

支援業者チェックリスト 12項目

問い合わせ時にそのまま質問できる形にしています

制作フェーズで確認する6項目

☐ 1. どのキーワードで、どのページを上位に出す想定か説明があるか

☐ 2. サイトマップが「1テーマ1ページ」で設計されているか

☐ 3. タイトルタグ・見出し構成を誰が決めるか明確か

☐ 4. 予約・電話・LINEへの導線をページごとに設計しているか

☐ 5. 獣医療広告規制を踏まえた表現チェックが入るか

☐ 6. AI検索に読まれる形式で情報を掲載する方針があるか

公開後フェーズで確認する6項目

☐ 7. レポートに「次に何をするか」の提案が入っているか

☐ 8. 指名検索と一般検索を分けて報告しているか

☐ 9. 問い合わせ・予約の件数まで追えているか

☐ 10. ホームページ以外の施策も含めて相談できるか

☐ 11. ページの追加・修正をどこまで依頼できるか明確か

☐ 12. 契約終了後もサイトのデータを自院で引き継げるか

12項目のうち、7〜12番に答えられない会社は
「作って終わり」になる可能性があります

制作フェーズで確認する6項目

結論から言うと、制作前の打ち合わせで「検索」の話が出るかどうかが、最初の分かれ目です。

デザインの方向性や掲載内容の話しか出てこない場合、公開後にどう見つけてもらうかが設計に入っていない可能性があります。

確認する項目

答えられない場合に起きること

1. どのキーワードで、どのページを上位に出す想定か

公開後に順位が付かない

2. サイトマップは1テーマ1ページで設計されているか

どの検索語でも中途半端になる

3. タイトルタグ・見出し構成を誰が決めるか

院長が後から入れることになる

4. 予約・電話への導線をページごとに設計しているか

閲覧されても予約に至らない

5. 獣医療広告規制を踏まえた表現チェックが入るか

規制に触れる表現が残る

6. AI検索に読まれる形式で情報を掲載する方針があるか

公開後に作り直しが発生する

6番については、補足が必要です。AI検索対策は特別なオプションではなく、料金や診療時間をテキストで書く、1ページ1テーマにする、といった基本的な設計の積み重ねです。制作段階で決めておけば追加費用はほとんど発生しません。

料金表や診療時間を画像で掲載しているサイトは、AIも検索エンジンも内容を読み取りにくくなります。

デザイン性を理由に画像化を提案された場合は、テキストでの掲載が可能か確認してください。

公開後フェーズで確認する6項目

結論から言うと、この6項目に明確に答えられるかどうかが、伴走型の支援かどうかを見分ける基準になります。

制作フェーズの質問には、多くの会社が何らかの回答をします。差が出るのは公開後の話をどこまで具体的にできるかです。

確認する項目

確認できること

7. レポートに「次に何をするか」の提案が入っているか

報告だけで終わらないか

8. 指名検索と一般検索を分けて報告しているか

数字を正しく見ているか

9. 問い合わせ・予約の件数まで追えているか

成果で判断しているか

10. ホームページ以外の施策も相談できるか

全体設計ができるか

11. ページの追加・修正をどこまで依頼できるか

改善を実行に移せるか

12. 契約終了後もサイトのデータを引き継げるか

将来の選択肢が残るか

12番は、契約時には気にならない項目ですが、後になって問題になることがあります。制作会社独自のシステムで作られている場合、解約と同時にサイトが使えなくなるケースがあるためです。

ドメイン・サーバー・サイトのデータが誰の名義で、解約後にどう扱われるのかは、契約前に書面で確認しておくことをおすすめします。

【チェックリストの使い方】

1.
見積もりを取る会社すべてに、同じ12項目を聞く
2. 回答を並べて比較する
3. 7〜12番に答えられない会社は、公開後の伴走が契約に含まれていないと考えてよい
4. 金額だけで比較せず、含まれる範囲の違いとして見る

ホームページ制作会社を比較検討するためのチェックリスト資料
12項目は資料としてもお渡ししています。相見積もりの比較にご利用ください

よくある質問

ホームページ制作のご相談でよくいただく質問をまとめました。

制作期間と費用はどのくらいかかりますか

ページ数と掲載内容によって変わるため、ヒアリング後に個別のお見積もりをご提示しています。

この記事で述べたとおり、FOUNDELではサイトマップを狙う検索語から逆算して決めます。そのため、必要なページ数は診療圏の状況や診療内容によって変わります。定型のプラン料金を先に提示しない理由はここにあります。

なお参考情報として、動物病院のホームページ制作費用の相場については、外部の調査データが公開されています(出典:Web幹事「動物病院のホームページ制作会社10選」)。※ 同社の掲載案件をもとにした集計値であり、すべての制作案件の相場を示すものではありません。

既存サイトのリニューアルにも対応できますか

対応可能です。ただし、全面的に作り直すべきか、一部の改修で足りるかは、現状を確認したうえで判断します。

既存サイトがすでに検索順位を獲得している場合、作り直すことで一時的に順位が下がることがあります。URLの構成が変わったり、これまで評価されていたページが失われたりするためです。

現状

推奨する対応

スマホ対応していない
更新できない

全面リニューアル

見た目は問題ないが
検索で見つからない

ページ設計の見直しと追加

アクセスはあるが
予約に至らない

導線の改修

公開後の更新は自院でできますか

お知らせや診療時間の変更など、日常的な更新は院内で対応できる形で構築します。

臨時休診の告知や年末年始の診療時間は、すぐに反映できることが飼い主さまの利便性に直結します。ここを外部依頼にすると、更新が後回しになりがちです。

一方で、新しい診療メニューのページ追加やサイト構成の変更については、検索での見つけられ方に関わるため、ご相談いただく形を推奨しています。

獣医療広告規制への対応はしてもらえますか

原稿の作成段階で、規制に触れる表現がないかを確認します。

獣医療の広告では、他院との優劣を示す比較や、誇大な表現が禁止されています。「地域No.1」「最新設備完備」といった表現は使えません。

ただし、規制があるからといって強みを伝えられないわけではありません。この記事の①で述べたとおり、「他院より優れている」ではなく「自院はこうしている」という事実で書けば、規制の範囲内で差を伝えられます。

最終的な表現の可否については、管轄の自治体や獣医師会の見解が優先されます。

判断に迷う表現がある場合は、掲載前にご確認いただくことをおすすめします。

AI検索対策は制作段階から必要ですか

制作段階で対応しておいたほうが、後から手を入れるより負担が小さくなります。

AI検索対策の中身は、料金や診療時間をテキストで書く、1ページ1テーマにする、情報の表記を統一するといった項目です。制作時に決めておけば追加の作業はほとんど発生しません。

逆に、公開後にこれらを直す場合は、画像化された料金表の作り直しやページの分割といった作業が必要になります。手戻りの分だけ費用と時間がかかります。

AI検索対策の全体像については「動物病院のLLMO対策とは?AIに推奨される3つの条件と始め方」で解説しています。

ホームページ以外の施策もまとめて相談できますか

MEO対策、SEO記事制作、AI検索対策、口コミ収集まで、一括してご相談いただけます。

この記事で述べたとおり、ホームページは集客導線の一部分を担う施策です。前後の施策と分けて別々の会社に依頼すると、全体の設計をする人がいなくなります。

飼い主さまがどんな相談をAIにしているかを起点にコンテンツを設計する考え方は「飼い主はAIに何を聞いているか|相談内容から逆算するコンテンツ設計」で解説しています。

まとめ|伴走型の支援ができるパートナーを選ぶ

結論から言うと、動物病院のホームページ制作は「作る会社」ではなく「公開後も一緒に数字を見る会社」に依頼したほうが、成果につながります。

この記事で述べてきた内容を整理します。

論点

押さえておきたいこと

よくある不備

タイトルタグ・見出し構成・1ページへの情報の詰め込み

レポートの見方

指名検索と一般検索を分けて見る

制作の設計

強み・検索・導線・改善の4つを揃える

ホームページの役割

比較検討の場であり、母数は別施策でつくる

組み合わせる施策

MEO・LINE・SEO記事・AI検索対策・SNS

会社の選び方

公開後フェーズの6項目に答えられるか

ホームページの改修だけで来院数が変わらなかった経験がある場合、原因はサイトの品質ではなく比較の土俵に上がっている飼い主さまの数にあることが多くあります。施策を「点」で足していくのではなく、認知から再来院までを「線」でつなぐ設計が必要です。

FOUNDELでは、獣医師としての現場理解とSEO実務の両方をもとに、制作の要件定義から公開後の分析・改善まで一貫して担当します。MEO対策・SEO記事制作・AI検索対策・口コミ収集まで、まとめてご相談いただけます。

【まず最初にできること】

1.
自院サイトの診療案内ページを開き、1ページに何テーマ入っているかを数える
2. スマホで開き、スクロールせずに予約へ進めるかを確認する
3. 支援会社に「今月の流入のうち院名以外の検索は何割か」を聞いてみる

自院のサイトが現状どうなっているかを確認したい場合は、無料のサイト診断をご用意しています。今の課題がどこにあるかを、具体的な項目としてお伝えします。

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